これからの環境変化として、長期的には日本の歴史上初めてとなる『人口の自然減』が進み、産業全体の地殻変動が起こることが予想されます。中期的には生活スタイルや食の多様化により、中食市場が外食の代替勢力として成長を続け、コスト面においては、食材価格と特に人件費の上昇が進む中、
ますます環境は厳しさを増しております。
さらに、新型感染症(コロナウィルス)の甚大な影響により、西暦を表すBC・AD ならぬ
「BC(コロナ以前)」「AC(コロナ以後)」と言われるほど、環境は大きくそして急速に変貌しております。
このような環境下において、従来は各社が単独で企業成長を目指しておりましたが、仲間と共に
力を合わせ複数社で協力しあうことが、今後の事業継続そして成長発展に不可欠であると考えます。
本会は、お客様への価値提供分野においてはお互いに切磋琢磨しながらも、間接分野(調達や物流等)においては協力し合うことで、コスト改善や新たな付加価値を創造してまいります。
また、持続可能な社会の実現へ「SDGs(持続可能な開発目標)」達成に向けた、
各社協働の取り組みも積極的に行ってまいります。
参画各社における意思決定としては、事案毎是々非々にて、協力できる部分においては
協力するといった、緩やかな連帯組織を目指しております。